本の虫

Ξ December 4th, 2007 | → | ∇ 未分類 |

実は国文学んでました。突然、無性に本が読みたくなることってない?最近がそんな感じ。

半年前からちびちび読んでいた京極夏彦の『魍魎の匣』を、やっとの事ながら読み終わった。文庫約1050ページ…。分厚くで手が疲れるわ、ポケットには入らないわでかなり苦労した。序盤はいまいちのめり込めず、途中で挫折しそうになってしまったものの、後半からいよいよ面白くなり、最後の方はもうページをめくる手が止まらなくなった。こいつはすげえ…。すげえよ。ネタバレになるから詳しくは書かないけど。相変わらず、京極堂の説明が長くて長くて何度これで読むの挫折したか分からないけど、初めて読み切れたのがこれです。オススメです!

「輪違屋糸里」今読んでます。でも、もう、終わりかけかな?ネタバレしない方向で、サラッと感想を書きたいのですが。ちょっとでも見たくないという方もみえると思うので。気になる方はご遠慮下さいね。新撰組という名前や、なんとなく歴史の背景とか。起こした事件、登場人物の名前は知っていましたが。こうして読んでみると、本当に時代が駆け抜けて行った中にそれはもう運命としか言えない形で歴史を物語る方向へ突き進んで行ってしまったんだなぁ。そう思います。作中にある人が「因果」という言葉で自分たちの身の上を思う場面があるのですが。そういう言葉でしか表せないめぐり合わせというか、時代の流れそしてそこへ導かれてしまった人たち。糸里は、きっと理想の女なのでしょうね。何もかもわかってしまう賢さを持っているというのは。ある意味で不幸なことなのかも。でも、誰にとっても自分が自分として生きていかなくては。幸・不幸は、他人が勝手に詮索すればいいことで。どんな風であっても、生きるということは大切なことです。・・・と考えさせられますね。


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